アボンリー村

2013年11月4日

赤毛のアンは、
2008年に生誕100周年を祝いました。


アンが暮らした村「アボンリー村」は、
リタさんの家があったキャベンディッシュから徒歩15分程の所にあります。


物語はアボンリーにあるグリーン・ゲイブルズで暮らす独身の兄妹が、
子供を引き取る所から始まります。


孤児院から来たのは、
頼んでいた男の子ではなく11歳の女の子のアンでした。


手違いでこの島に住めないと知った時の
アンの絶望の嘆きとせめてこの島にいる間は楽しもうとする立ち直りの場面に、
私はすっかりアンの虜になってしまいます。


アンは「生後3カ月で父母を亡くした赤ん坊の時でさえ、
自分を欲しがってくれる人はいなかった。


今度こそ、本当の家ができると思ってグリーンゲイブルズにきたのに、
やっぱり引き取ってもらえない」とマリラに身のうえ話をします。


どんな境遇にも、
豊かな想像力で乗り越えてきたアンの物語の舞台が、
アンにも「プリンスエドワード島は世界で一番美しいと聞いてた」
と言わせたこの島であるからこそ、
一世紀を超え世界中で愛され続けているのだろう。

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